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マルシェでの食品販売許可ガイド【2026年最新】手作りお菓子や屋台のルールを完全解説

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「自慢のクッキーをマルシェで販売したい!」
「イベントでホットドッグ屋さんをやってみたい!」

そのアイデア、とても素敵です。

ただし、マルシェで食品を販売する際には、販売する食品の種類や製造場所、会場で調理するかどうかによって、営業許可や届出などの手続きが必要になる場合があります。

「知らなかった」でトラブルにならないためにも、出店前に自分の販売方法では何を確認すべきか把握しておくことが大切です。

食品に関するルールは、安心・安全に商品を提供するためのもの。ポイントを押さえて確認すれば、決して難しいものではありません。

この記事では、マルシェで食品を販売したい方に向けて、「その場で調理する場合」「製造した食品を包装して販売する場合」など、販売方法ごとに必要な許可や確認事項を初心者にも分かりやすく解説します。

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まずは結論!あなたの販売方法はどれ?

マルシェで食品を販売するときに必要な許可や手続きは、「何を売るか」「どこで作るか」「会場で調理するか」によって異なります。

まずは、自分の販売方法に近いものを確認してみましょう。

販売方法 具体例 主に確認すること
会場で調理して販売 焼きそば、たこ焼き、ホットドッグなど 開催地域で必要となる営業許可・届出など
製造した食品を包装して販売 クッキー、マフィン、パン、ジャムなど 製造場所の営業許可、食品表示など
キッチンカーで販売 カレー、クレープ、コーヒーなど 自動車営業の許可、営業可能地域など
仕入れた包装済み食品を販売 市販のお菓子、加工食品など 食品・販売形態に応じた手続き

マルシェで食品を販売するための「共通の資格」が1つあるわけではありません。

必要な許可や届出は、販売する食品や営業形態、開催地域によって異なります。商品と販売方法が決まったら、開催地を管轄する保健所へ事前に確認しておくと安心です。

ここからは、特にマルシェで多い「会場で調理して販売する場合」と「事前に製造・包装した食品を販売する場合」について詳しく見ていきましょう。

パターンA:その場で調理・盛り付けをして渡す

  • :焼きそば、たこ焼き、かき氷、ドリップコーヒー、ホットドッグなど
  • 主に確認すること:開催地域で必要となる営業許可・届出、提供できるメニュー、必要な設備など

テントなどを設置し、マルシェ会場で調理・盛り付けをして食品を提供するケースです。

イベントなどで一時的に食品を調理・提供する場合でも、営業形態や開催地域によって営業許可や届出などが必要になることがあります。

また、簡易的な設備で営業する場合は、提供できる食品や調理工程に制限が設けられていることがあります。

たとえば、食材のカットや下処理などを許可を受けた施設で事前に行い、会場では加熱などの簡単な調理工程のみとするよう求められるケースがあります。

必要な手続きや提供できるメニューは自治体によって異なるため、出店前に開催地を管轄する保健所へ確認しましょう。

必要な設備の例

営業形態や自治体によって異なりますが、次のような設備の確認が必要になることがあります。

  • テントなどの設備:食品をほこりや虫などから守るための設備
  • 手洗い設備:手洗いや消毒を行うための設備
  • 給水・排水設備:調理や手洗いに使用する水、排水を適切に管理する設備

マルシェ会場での飲食提供や食品衛生法、具体的な衛生管理について詳しく知りたい方は、「マルシェ出店完全ガイド|食品衛生法・許可・衛生管理の基礎知識」もあわせてご覧ください。

パターンB:製造した食品を包装して販売する

  • :クッキー、マフィン、ジャム、パン、お弁当など
  • 主に確認すること:製造する食品に応じた営業許可、製造場所、食品表示など

焼き菓子やパンなどを事前に製造・包装し、マルシェ会場で販売するケースです。

販売場所だけでなく「製造場所」の確認が重要

この場合に重要なのが、マルシェ会場だけではなく、「その食品をどこで製造したか」です。

クッキーやケーキ、パンなどを製造・販売する場合は、製造する食品や製造方法に応じて「菓子製造業」などの営業許可が必要となる場合があります。

また、お弁当や惣菜などについても、製造・調理する食品や営業形態に応じた許可の確認が必要です。

「マルシェ当日だけ許可を取れば、自宅で作った食品を自由に販売できる」というわけではありません。

販売したい食品が決まったら、「何を販売するのか」「どこで製造するのか」を伝えたうえで、管轄の保健所へ必要な許可や手続きを確認しましょう。

マルシェで食品販売を始める前に知っておくべきこと

マルシェで食品を販売する場合、食品の種類や調理・製造方法によって、営業許可や営業届出などの手続きが必要になる場合があります。

「食品を売るなら全員が同じ許可を取る」というわけではありません。

まずは、食品販売に関係する「営業許可」「営業届出」「食品衛生責任者」の違いを理解しておきましょう。

営業許可とは?

食品衛生法では、飲食店営業や菓子製造業など、公衆衛生への影響が大きい一定の営業について「営業許可」が必要とされています。

たとえば、マルシェで会場調理を行ったり、販売する焼き菓子などを製造したりする場合は、営業形態や食品の種類に応じた許可が必要になることがあります。

どの営業が許可の対象になるかについては、厚生労働省「営業規制(営業許可、営業届出)に関する情報」でも確認できます。

ただし、マルシェなどのイベントで必要となる具体的な許可や取り扱える食品、設備基準などは営業形態や自治体によって異なる場合があります。

実際に出店する際は、開催地を管轄する保健所へ事前に確認しましょう。

営業届出とは?

食品衛生法の改正により、営業許可の対象ではない食品営業についても、営業届出が必要となる場合があります。

つまり、

「営業許可が必要ない=何の手続きも必要ない」

とは限りません。

一方で、常温で長期間保存できる包装済み食品の販売など、営業届出の対象外となる営業もあります。

自分の販売方法が「営業許可」「営業届出」「届出対象外」のどれに該当するのか分からない場合は、管轄の保健所に確認するのが確実です。

営業許可の申請や営業届出については、厚生労働省「食品衛生申請等システム」からオンラインで手続きできるものもあります。

食品衛生責任者とは?

食品衛生責任者は「営業許可の種類」ではありません。

食品を扱う施設では、営業内容に応じて食品衛生責任者を定める必要があります。

そのため、

  • 営業許可:食品営業を行うために必要となる許可
  • 営業届出:対象となる食品営業を行政へ届け出る手続き
  • 食品衛生責任者:施設の衛生管理を担う責任者

というように、それぞれ役割が異なります。

「マルシェに出店するために食品衛生責任者という資格を取れば、それだけで食品を販売できる」という意味ではないので注意しましょう。

申請・相談はいつから始める?

必要な許可や手続きが分かったら、できるだけ早めに管轄の保健所へ相談しましょう。

必要な設備や書類、確認にかかる期間は、営業形態や自治体、申請内容などによって異なります。

そのため、「必ず1〜2ヶ月かかる」などと一律に考えるのではなく、出店するマルシェと販売する食品が決まった段階で保健所へ相談するのがおすすめです。

特に初めて食品を販売する場合は、

  1. 何を販売するのか
  2. どこで製造・仕込みをするのか
  3. マルシェ会場で調理するのか
  4. どのような設備で販売するのか

を整理してから相談すると、必要な許可や手続きを確認しやすくなります。

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許可取得への第一歩!申請方法を解説

営業許可の申請方法

マルシェで食品を販売するためには、まず営業許可を取得する必要があります。営業許可は、食品を扱う場所を管轄する保健所に対して申請を行います。申請に必要な書類は、販売する食品の種類や施設の状況によって異なりますが、一般的には以下の書類が必要となります。

  • 営業許可申請書
  • 施設の平面図
  • 施設の構造設備の概要
  • 食品衛生責任者の資格を証明する書類
  • その他、保健所が指定する書類

申請方法としては、まず管轄の保健所に相談し、必要書類や申請の流れを確認します。次に、必要書類を揃えて申請を行い、保健所の検査を受けます。検査に合格すれば、営業許可証が交付されます。申請から許可証の交付までには、通常1~2ヶ月程度かかりますので、余裕を持って準備を始めることが大切です。

食品衛生責任者の資格取得方法

食品衛生責任者は、食品の衛生管理に関する専門知識を持つ責任者です。マルシェで食品を販売するためには、この資格を持つ人を設置する必要があります。資格取得には、各都道府県が実施する食品衛生責任者養成講習会を受講する必要があります。講習会は、1日または2日間で、食品衛生に関する基礎知識や、食品の取り扱いに関する注意点などを学びます。講習会修了後には、修了証が交付され、食品衛生責任者として活動できるようになります。費用は、受講料として1万円程度が一般的です。調理師、栄養士、食品衛生管理者などの資格を持っている場合は、講習会を受講しなくても、食品衛生責任者として認められます。

その他の必要な手続き

営業許可と食品衛生責任者の資格取得に加えて、マルシェでの食品販売には、その他にもいくつかの手続きが必要となる場合があります。例えば、

  • 食品表示に関する手続き: 販売する食品には、食品表示法に基づいた表示を行う必要があります。表示する項目は、食品の種類や原材料によって異なりますが、一般的には、名称、原材料名、内容量、消費期限または賞味期限、保存方法、製造者または販売者の氏名または名称および住所などを表示する必要があります。表示方法については、管轄の保健所や消費者庁のウェブサイトで確認できます。
  • イベント主催者への確認: マルシェに出店する際には、イベント主催者に対して、必要な書類を提出したり、ルールを確認したりする必要があります。出店料や出店スペース、販売方法など、事前に確認しておくべき事項は多岐にわたります。イベントによっては、食品販売に関する独自のルールを設けている場合もあるので、注意が必要です。
  • 保険への加入: 食品販売に関する事故に備えて、損害賠償保険などに加入しておくことをおすすめします。万が一、食中毒などが発生した場合、損害賠償責任を負う可能性があります。保険に加入しておくことで、リスクを軽減することができます。

出店に必要な持ち物や準備のチェックポイントについては、マルシェ出店に必要なもの完全リスト【2026年版】カテゴリ別チェックシートで準備は完璧で詳しく解説しています。

自宅キッチンで作った食品をマルシェで販売できる?

「自宅で作ったクッキーや焼き菓子を、そのままマルシェで販売してもいいの?」と疑問に思う方も多いでしょう。

食品を製造して販売する場合は、どこで作った食品なのかが重要です。

普段家庭で料理をしているキッチンで作った食品を、そのまま販売できるとは限りません。販売する食品や製造方法によっては、食品衛生法に基づく営業許可を受けた施設で製造する必要があります。

自宅で販売用の食品を作りたい場合

自宅で販売用のクッキーやケーキ、パンなどを製造したい場合は、まず管轄の保健所へ相談しましょう。

必要な営業許可を取得する場合、製造施設には食品を衛生的に取り扱うための設備や構造など、一定の基準が設けられています。

そのため、普段の生活で使用している家庭用キッチンをそのまま使えるとは限りません。

必要な設備や施設基準は、製造する食品や自治体によって異なるため、改装や設備購入をする前に保健所へ確認することが重要です。

許可のあるレンタルキッチンを利用する方法もある

自宅に販売用の製造設備を用意するのが難しい場合は、営業許可を取得しているレンタルキッチンやシェアキッチンなどを利用する方法もあります。

ただし、施設自体が営業許可を取得していれば、どの食品でも自由に製造・販売できるというわけではありません。

施設が取得している営業許可の種類や利用条件、自分が販売したい食品を製造できるかを事前に確認しましょう。

「マルシェ当日だけ許可を取ればOK」ではない

特に注意したいのが、「イベント当日の許可があれば、自宅で作った食品も販売できる」という考え方です。

会場で食品を調理・提供するための手続きと、販売する食品を製造する施設に必要な許可は別に考える必要があります。

たとえば、事前にクッキーなどを製造・包装して販売する場合は、その食品を製造した場所について必要な営業許可などを確認することが重要です。

「何を売るのか」「どこで作るのか」「会場で調理するのか」を整理したうえで、出店地域や製造場所を管轄する保健所へ事前に相談しましょう。

食品販売の準備!設備と衛生管理

マルシェで食品を販売する際は、必要な許可を確認するだけでなく、食品を安全に提供するための設備や衛生管理も重要です。

特に会場で調理・盛り付けを行う場合は、手洗い設備や給排水設備、食品の保管方法などについて、開催地域の基準を事前に確認しておきましょう。

マルシェ出店で確認したい主な衛生対策

出店内容によって必要な対策は異なりますが、主に次のようなポイントを確認します。

  • 手洗い・消毒:調理や食品を扱う前に適切な手洗い・消毒ができる環境を整える
  • 温度管理:冷蔵・冷凍が必要な食品は、適切な温度で保管する
  • 食品の保護:ほこりや虫、直射日光などから食品を守る
  • 給水・排水:必要な水を確保し、使用後の排水を適切に処理する
  • 調理器具の衛生管理:トングや包丁、まな板などを清潔な状態で使用する
  • 体調管理:出店者やスタッフの体調を確認し、体調不良時には食品を取り扱わない

必要となる設備や具体的な衛生管理の基準は、販売する食品や調理方法、自治体によって異なります。

マルシェでの食品衛生法や会場調理、衛生管理について詳しく知りたい方は、「マルシェ出店完全ガイド|食品衛生法・許可・衛生管理の基礎知識」もあわせてご覧ください。

マルシェで食品を販売するときの食品表示ルール

クッキーやパン、ジャムなどを包装してマルシェで販売する場合は、営業許可だけでなく食品表示についても確認が必要です。

食品表示法に基づき、一般用加工食品には名称や原材料名、添加物、内容量、賞味期限・消費期限、保存方法、製造者など、必要な事項を表示します。

包装した食品で確認したい主な表示項目

販売する食品によって必要な表示は異なりますが、主に次のような項目を確認します。

  • 名称:商品の一般的な名称
  • 原材料名:使用した原材料をルールに沿って表示
  • 添加物:使用している場合はルールに沿って表示
  • アレルゲン:対象となる原材料について適切に表示
  • 内容量:商品の重量や個数など
  • 賞味期限・消費期限:食品の特性に応じて設定
  • 保存方法:常温・冷蔵など適切な保存方法
  • 製造者など:表示責任者や製造所など必要な情報

たとえば、手作りクッキーを透明な袋に入れて販売する場合でも、「手作りだから表示しなくていい」というわけではありません。

販売する食品や販売方法によって必要な表示内容が異なるため、商品を販売する前に確認しておきましょう。

食品表示の詳しいルールについては、消費者庁「食品表示」で最新情報を確認できます。

アレルゲン表示にも注意する

焼き菓子やパンなどでは、小麦・卵・乳などのアレルゲンを含むことも多いため、表示内容には特に注意が必要です。

アレルゲン表示には対象となる品目や表示方法についてルールがあります。

「自分の商品には何を表示すればいいのか分からない」という場合は、自己判断だけでラベルを作成せず、消費者庁の最新情報や自治体の窓口などで確認してから販売しましょう。

食品販売を成功させるために

販売する食品の種類別に必要な許可・注意点

マルシェで必要な許可や手続きは、販売する食品によって異なります。

ここでは、マルシェで販売されることの多い「焼き菓子・パン・お弁当」を例に、事前に確認しておきたいポイントを紹介します。

マルシェでお菓子を販売するには?

クッキーやマフィン、パウンドケーキなどの焼き菓子をマルシェで販売したい場合は、まず「どこで製造するのか」を確認しましょう。

焼き菓子などを製造して販売する場合は、食品や製造方法に応じて「菓子製造業」などの営業許可が必要になる場合があります。

また、袋や容器に包装して販売する場合は、食品表示についても確認が必要です。

主に確認したいのは次のポイントです。

  • 販売するお菓子をどこで製造するか
  • 製造場所に必要な営業許可があるか
  • 原材料やアレルゲンなどを適切に表示しているか
  • 賞味期限・消費期限や保存方法を適切に設定しているか
  • マルシェ主催者独自の食品販売ルールがないか

「手作りのお菓子だから自由に販売できる」というわけではありません。

販売したいお菓子と製造場所が決まった段階で、管轄する保健所へ必要な許可や手続きを確認しておきましょう。

マルシェでパンを販売するには?

パンについても、どこで製造するのかが重要です。

パンの製造については、製造する食品や工程に応じて「菓子製造業」などの営業許可を確認する必要があります。

また、包装して販売する場合は、原材料やアレルゲン、期限、保存方法などの食品表示についても確認しましょう。

サンドイッチや調理パンなどは、一般的なパンとは製造工程や取り扱う食品が異なる場合があります。

そのため、「パンだからすべて同じ許可」と考えず、実際に販売する商品を伝えたうえで保健所へ確認することが大切です。

マルシェでお弁当・惣菜を販売するには?

お弁当や惣菜を販売する場合も、製造・調理する場所や販売方法によって必要な許可・手続きが異なります。

特にお弁当や惣菜は、製造後の温度管理や保存方法などにも注意が必要です。

事前に確認したいポイントとしては、

  • どこで調理・製造するのか
  • 必要な営業許可は何か
  • 販売までどのように温度管理するのか
  • 消費期限や保存方法をどのように設定するのか
  • 会場で追加の調理や盛り付けを行うのか

などがあります。

販売する食品によって必要な対応は変わるため、「何を・どこで作り・どの状態でマルシェに持ち込んで販売するのか」まで整理して保健所へ相談するとスムーズです。

会場で調理して提供する場合の食品衛生や飲食許可については、「マルシェ出店完全ガイド|食品衛生法・許可・衛生管理の基礎知識」もあわせてご覧ください。

よくある質問(FAQ)

マルシェでの食品販売や許可について、よくある質問をまとめました。

Q. マルシェで食品を販売するには必ず許可が必要ですか?

販売する食品や製造方法、販売方法によって異なります。

営業許可が必要になるケースもあれば、営業届出の対象となるケース、販売方法によっては届出の対象外となるケースもあります。

「食品を販売する=全員が同じ許可を取得する」というわけではないため、販売する食品と営業形態を整理したうえで、管轄の保健所へ確認しましょう。

Q. マルシェで手作りのお菓子を販売できますか?

クッキーやマフィンなどの手作りお菓子も販売できますが、どこで製造したかが重要です。

販売するお菓子や製造方法によっては、「菓子製造業」などの営業許可を受けた施設で製造する必要があります。

また、包装して販売する場合は、原材料やアレルゲン、賞味期限・消費期限、保存方法などの食品表示についても確認しましょう。

Q. 自宅で作ったクッキーをマルシェで販売できますか?

普段家庭で使用しているキッチンで作った食品を、そのまま販売できるとは限りません。

販売用食品を製造する場合は、食品や製造方法に応じた営業許可や施設基準を確認する必要があります。

自宅で製造したい場合は、設備を整える前に管轄の保健所へ相談しましょう。

Q. 食品衛生責任者がいればマルシェで食品を販売できますか?

食品衛生責任者を設置しているだけで、すべての食品を自由に販売できるわけではありません。

食品衛生責任者と営業許可・営業届出はそれぞれ役割が異なります。

販売する食品や営業形態に応じて、必要な許可・届出について別途確認する必要があります。

Q. キッチンカーでマルシェに出店する場合も許可が必要ですか?

キッチンカーで食品を調理・販売する場合は、自動車による営業に必要な許可や、営業できる地域などを確認する必要があります。

すでに営業許可を取得している場合でも、出店する地域や営業内容によって確認が必要になることがあるため、出店前に開催地のルールを確認しましょう。

Q. マルシェで食品を販売する許可はどこに相談すればいいですか?

基本的には、営業する場所や食品を製造する施設を管轄する保健所へ相談します。

相談するときは、

  • 何を販売するのか
  • どこで製造・仕込みをするのか
  • 会場で調理するのか
  • どのような状態で販売するのか

を伝えると、必要な手続きを確認しやすくなります。

営業許可・営業届出の制度については、厚生労働省「営業規制(営業許可、営業届出)に関する情報」も参考にしてください。

Q. 食品販売の許可にはどのくらい費用がかかりますか?

営業許可の申請手数料などは、許可の種類や自治体によって異なります。

食品衛生責任者の養成講習会についても、実施する地域などによって費用が異なるため、出店地域の保健所や食品衛生協会などで最新情報を確認しましょう。

マルシェで食品を販売する前のチェックリスト

最後に、マルシェへ食品を出品・販売する前に確認しておきたいポイントをまとめます。

販売する食品について

  • 販売する商品が決まっている
  • 会場で調理するか、事前に製造して持ち込むか決まっている
  • 製造・仕込みを行う場所が決まっている
  • 商品に必要な保存方法や温度管理を確認している

許可・届出について

  • 必要な営業許可があるか確認した
  • 営業届出が必要か確認した
  • 食品衛生責任者について確認した
  • 開催地を管轄する保健所へ必要な手続きを確認した
  • マルシェ主催者独自の出店ルールを確認した

包装・食品表示について

包装した食品を販売する場合は、商品に応じて次のような項目を確認しましょう。

  • 名称
  • 原材料名・添加物
  • アレルゲン
  • 内容量
  • 賞味期限・消費期限
  • 保存方法
  • 製造者などの必要な情報

食品表示については、消費者庁「食品表示」で最新のルールを確認できます。

当日の販売について

  • 手洗い・消毒ができる環境を準備した
  • 食品を適切な温度で管理できる
  • 食品をほこりや虫などから保護できる
  • 必要な給水・排水設備を確認した
  • 許可証など、主催者から求められた書類を準備した

特に重要なのは、「何を売るか」「どこで作るか」「会場で何をするか」の3点です。

この3点によって必要な許可や手続きが変わるため、分からないことがある場合は自己判断せず、出店前に管轄の保健所やマルシェ主催者へ確認しましょう。

初めてマルシェへ出店する方は、「初めてのマルシェ出店の準備リスト完全版!失敗しない50のチェックポイント【2026年】」もあわせてご覧ください。

まとめ|マルシェの食品販売は「何を・どこで・どう売るか」で必要な許可が変わる

マルシェで食品を販売するときに必要な許可や手続きは、すべての出店者で同じではありません。

重要なのは、「何を販売するのか」「どこで製造するのか」「会場で調理するのか」を整理することです。

この記事のポイントをまとめると、次のとおりです。

  • 会場で調理して販売する場合:開催地域で必要となる営業許可・届出や設備基準を確認する
  • 焼き菓子やパンなどを製造して販売する場合:製造する食品に応じた営業許可や製造場所を確認する
  • キッチンカーで販売する場合:自動車営業の許可や営業可能地域などを確認する
  • 包装した食品を販売する場合:原材料やアレルゲン、期限、保存方法などの食品表示も確認する
  • 自宅で製造したい場合:家庭用キッチンでそのまま製造できるとは限らないため、事前に保健所へ相談する
  • 食品衛生責任者と営業許可・営業届出は別のものとして考える

「マルシェで食品を売りたいけれど、自分の場合はどの許可が必要なのか分からない」という方は、自己判断せず、販売する食品と販売方法を整理したうえで、管轄の保健所へ事前に確認しましょう。

営業許可・営業届出の制度については、厚生労働省「営業規制(営業許可、営業届出)に関する情報」でも確認できます。

また、食品販売以外の持ち物や申込み、ブース設営なども含めて準備したい方は、「初めてのマルシェ出店の準備リスト完全版!失敗しない50のチェックポイント【2026年】」もあわせてご覧ください。

食品に関するルールを正しく確認して、安心してマルシェ出店の準備を進めていきましょう。

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